COLUMN

このたび日税グループの信託会社・日税信託では「遺言信託」の取扱いを開始しました。合わせて、家族信託コンサルティングの担い手でもある日税経営情報センターが相続対策を含めたコンサルティングを行うことで、

相続発生前後を通じて遺言や信託を活用しながら資産承継のお手伝いをさせていただける体制が整った訳です。
以下ではサービス内容をご紹介しながら、その特長等をお話して参りたいと思います。

１．グループの総合力を最大限に発揮したサービス

日税グループは保険、不動産、事業承継コンサルティング、信託等、さまざまな機能をOne Stopでご提供できるのが特長です。
遺言関連のサービスにおいては、遺言の作成サポートや相続発生時の着実な遺言執行も当然大事なことですが、遺言作成前に資産承継の考え方や財産の状況を踏まえた相続対策のお手伝いをすることも極めて重要だと考えています。その際には、豊富なコンサルティング経験を持つ日税経営情報センターが中心となって、これらグループ各社の機能を活用したご提案をして参ります。

２．日税経営情報センターの役割

上で述べたように遺言を書くにあたっては事前の準備が大事です。そこで、日税経営情報センターでは、次の①⇒②の流れで遺言作成前のコンサルティングを想定しています。

① 相続税試算（簡易）サービス　
関与先様にご提出いただいた推定相続人や財産（評価額等は関与先様自身が付与）の情報に基づいて、相続税の簡易試算を行います。現状のままだとどの程度の相続税負担になるのかをご認識いただくためのものです。
本サービスは、あくまで簡易試算であり、関与先様に相続対策等についての気づきを促すためのものです。早めに家族関係や資産背景を整理していただくことで、税理士先生が将来行う相続税務の前さばきにもなるものと考えます。

② 資産承継（相続対策）コンサルティング　
①を経て、相続対策の必要性をご認識いただいた関与先様には、税理士先生と連携させていただきながら、保険、不動産、信託等のグループ機能も活用して資産承継コンサルティングをご提供いたします。

３．日税信託の役割

① 遺言信託の内容　
日税経営情報センターの相続対策コンサルティングを経る場合も、そうでない場合も、あると思いますが、遺言作成のサポートを丁寧に行い、これを安全に保管し、相続発生時には遺言執行者として着実に金融資産や不動産等を相続人にお渡しするという遺言信託業務をしっかりと実施して参ります。

②日税信託の遺言信託の特長
●一般に遺言信託の手数料は相続財産額に手数料率を乗じて算出されることが多いかと思いますが、日税信託の遺言信託では基本的には遺言作成時と遺言執行時に固定の手数料をいただく体系としています。そして、相続人数や解約対象の金融機関口座数等に応じて、手数料を加算させていただく、いわゆる汗かき度合いに応じた手数料体系となっています。
具体的な水準等、詳細は日税信託にお問い合せ下さい。
●遺言と信託は併用が可能です。特定の財産（例えば自社株）は信託で承継し、それ
以外の財産を遺言で遺すということが出来ます。日税グループでは、家族信託にも商事信託にも対応できますので、最適なご提案ができるものと考えます。

私ども日税グループでは信託を活用した資産・事業承継のご相談に専門の職員が丁寧、親切にご対応致します。ご相談は無料ですので、お気軽にお問合わせ下さい。
（お問合わせをいただいた税理士先生には信託の小冊子を謹呈致します）

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