相続、事業承継への関心やニーズが高まる中、「自分の大切な財産を信頼できる人に託して、自分が決めた目的に沿って、自分の大切な人のために管理・運用してもらう<信託>という制度」が注目されています。特に近年では、ご家族やご親族など信頼できる人に財産を託する、民事信託(家族信託ともいいます)を活用する事例が増えています。
なぜ民事信託なのでしょうか。
お客様が抱える事情は様々です。例えば「賃貸ビルのオーナーが自分の認知機能低下に備えたい」、「中小企業オーナーが相続発生時にも経営に空白が生じないように自社株式の承継先を予め決めておきたい」・・・などなど。
もちろん、このようなニーズへの対応として成年後見制度や遺言、あるいは信託銀行や信託会社の利用なども一つの答えになります。しかし、お客様にとって、“自分の大切な財産と想い”を託するのは、まずは身近なご家族・ご親族ということが多いのではないでしょうか。民事信託が、今ここにあげたような制度等に比べて、より幅広いニーズに対応できる柔軟な仕組みであることも、財産をお持ちの方や企業オーナーからの関心が高まっている理由と考えられます。
税理士先生は、関与先様から財産・事業承継に関しての相談を受けることが多いと思います。
その際、
「将来自分の認知症を心配しているのだが、成年後見制度は利用したくない・・・」
「財産の二次・三次の承継先まで指定したいが、遺言では難しいと聞いた・・・」
など、税務以外のお話が出ることもあるのではないでしょうか。
関与先様は信頼のおける税理士先生であればこそ、大切な財産・事業承継に関する悩みを打ち明け、想いを語られることも多いのだと思います。その時に民事信託というご提案は関与先様にとっての選択肢を広げるものであり、また相続人様などの財産・事業を受け継がれていく方とも継続的に信頼関係を築くことができる契機にもなるものだと考えます。
関与先様から相続・事業承継についてご相談があった場合は、ぜひ当社にご相談ください。大切な財産・事業をどう守り、次世代に伝えていきたいかという関与先様の想いを実現できるように、様々な方法を考え、アドバイスをさせていただきます。
関与先様が民事信託をご活用される場合は、当社の「家族信託コーディネーター」資格(※)保有者が、民事信託組成に関する丁寧なコンサルティングをご提供いたします。
※一般社団法人家族信託普及協会の認定資格です。
①まずはお気軽にご相談ください、ご相談は無料です!
②【One日税】グループ力を結集して対応いたします!
③税理士先生と関与先様の関係を大切にします!
※案件によって進め方や実施項目が異なる場合もありますので、必ずしもこの通りに進むわけではありません。
※なお、本サービスは法令の範囲内において提供され、弁護士法、税理士法その他の関係法令に抵触するおそれのある助言は含みません。当社はご相談いただいた税理士先生や必要に応じて弁護士等の専門家と連携してサービスを提供いたします。