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2021.10.21お知らせ

新着コラムを公開しました【富裕層コンサルのイロハ】

当サイトでは、情報提供の一環として様々なコラムを配信しています。
業務のお役立ち情報はもちろん、読み物としてもお楽しみいただけるようなコンテンツをご提供していきます。
本日も新着のコラムを公開いたしましたので、ぜひお読みください!




10/21公開 富裕層コンサルのイロハ
『【事業承継スキーム】会計事務所自身の事業承継戦略―①』

執筆者:伊藤 俊一先生


Q. 会計事務所自身の事業承継戦略
【前提】

・個人税理士事務所

・売上額:1億円

・従業員数:5名

・税理士の事業所得:約3,000万円

・ 税理士事務所を売却する場合、概ね1年分の売上額が売却額の大きな基準になります。上記の例では、1億円で売却した場合、雑所得で総合課税となります。


一方で、同じ税理士事務所が会計法人を保有していた場合、
(例)会計法人+個人事務所
〇会計法人

・売上額:1億円

・従業員数:5名

・税理士(代表)の役員報酬:1,500万円

・税理士事務所への外注費:1,000万円

・法人所得:0円

〇個人事務所

・売上額:1,000万円

・従業員数:0人

・税理士の事業所得:700万円

のようになります。


【質問】

この場合で、会計法人+個人事務所を併せて1億円で売却する場合の内訳は

〇会計法人:9,000万円
〇個人事務所:1,000万円

などに分解することになるのでしょうか。
そうだとすれば、会計法人は株式譲渡で20%課税で済み、雑所得は低額で済むことになり、税理士が将来のイグジットを考えた場合、会計法人を保有し、そちらで顧客と契約していた方が良いという理解でしょうか。・・・





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