当サイトでは、情報提供の一環として様々なコラムを配信しています。
業務のお役立ち情報はもちろん、読み物としてもお楽しみいただけるようなコンテンツをご提供していきます。
本日も新着のコラムを公開いたしましたので、ぜひお読みください!
7/27公開 中小企業とM&A vol.49 『≪M&Aにおける企業価値算定④≫M&Aにおける株価のプレミアムとディスカウント』執筆者:㈱日税経営情報センター シニアマネージャー 今回のコラムでは、企業価値評価において考慮すべき問題として、プレミアムとディスカウントについて取り上げます。まず、コントロールプレミアムというものについてです。
これは支配株式プレミアムとも呼べるものですが、株式には議決権があるので多数所有すれば会社の議決を支配できるようになり、一方で少数保有の場合には支配するまでには及びませんから、支配株主の株式価値は少数株主の株式価値よりも価値が高くなり、逆に少数株主の株式価値は支配力を持たない分安くなると考えられることから、一般にコントロールプレミアムとマイノリティディスカウントとして捉えられています。
両者は表裏の関係になります。コントロールプレミアムの概念に近いものとしてはTOBプレミアムを挙げることができます。このTOBプレミアムは市場株価とTOB価格との差で表されますが、直近2020年と2019年では年間平均値はどちらも30%強となっています。(マイノリティディスカウントとして測れば、30/(100+30)=23%と見ることになります。)
・・・つづきはこちらメールマガジンで配信しているものもありますので、メールマガジンも合わせてお楽しみください。