執筆者:株式会社クリスク
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お久しぶりです、皆さん!クリスク・タイのパーです!
皆さんはTwitterがお好きですか?
Twitterは、トレンドや最新のマーケティング情報がリアルタイムで入手できる上に、アイディアや新たなチャンスに事欠きません。デジタルマーケティング業界で仕事をしている筆者にとって、もはや欠かせないSNSです。
タイでもTwitterは大人気!
イギリスの調査会社GWIの2021年の調査によると、
タイでのTwitter利用率は53.1%で、日本の58.2%に迫る勢いです。また、Twitter広告でリーチできるユーザーは1,145万人となっており、13歳以上のタイ人のうち19.0%にリーチすることが可能です。これは世界第10位の広告視聴可能数です(※日本は5,895万人で世界第2位)。
このような数字を見ると、タイのマーケティングではTwitterを利用したいと考える人は少なくないでしょう。
その一方で、「Twitterでマーケティング」と聞くと、どうしてもバズるツイートやキャンペーンをしなければとか、おもしろい「中の人」になってユーザーと軽妙なコミュニケーションを取らなければ……と考えてしまい、壁の高さを感じる方も多いかも知れません。
しかし、今はタイムライン上に表示される広告が増えたため、バズを狙わなくてもユーザーの目に触れる機会を増やせます。
今回は、Twitterでマーケティングをするための新しい選択肢「Twitter for Professionals(以下、Twitter Pro)」をご紹介します。
企業とインフルエンサー向けの新機能「Twitter Pro」
2021年11月に日本でも始まったTwitter Proは、特にTwitter上で知名度を伸ばしたい
企業やインフルエンサー、クリエイター向けのマーケティングツールです。
Twitter Proとして認定されるには以下の条件が課されており、もともと企業公式アカウントやインフルエンサー・クリエイター・文化人・芸能人を想定した仕様であることがうかがえます。
▼Proアカウントとして認定されるアカウントの条件- Twitter利用者契約に複数回違反していないこと。
- アカウント名、自己紹介、プロフィール写真など、プロフィールのあらゆる項目が設定されていること。
- 認証済みの個人情報がプロフィールで確認できること。プロフィールで他の人物、ブランド、組織の名を騙っていないこと、他者を欺く目的で偽の個人情報をプロフィールに掲載していないこと。ブランドや組織と直接提携している場合を除き、動物や架空のキャラクター画像をプロフィールに使用していないこと。パロディアカウント、ファンアカウントはProアカウントとして認証されません。
(引用元:
Proアカウント – Twitterビジネス)
従来のTwitterは、上手くバズを狙える「中の人」や、web広告の運用に慣れた専任の担当者がいない企業にとっては使いこなすのが難しいSNSでした。また、すでにInstagramやTikTok、YouTubeなどで活躍しているクリエイターやインフルエンサーにとっても、拡散されるしくみが異なる上にマネタイズの手段に乏しいTwitterは注力しにくいSNSでした。
しかし、Twitter Proの導入により、今まで運用に悩んでいたTwitterをもっと活用できる可能性があります。
しかも、以降でご紹介するそれぞれの機能を
無料で使えます。
※ただし、広告の出稿・運用には費用がかかります
引用元:
Twitter Businessでは、Twitter Proには具体的にどのような機能があり、どう使えば良いのでしょうか?
接触頻度を増やせるTwitter広告が簡単に!
Twitterには「Twitter広告」という機能があり、誰でも広告出稿が可能です。ここではキャンペーン名、広告グループ名、予算、配信日時、入札戦略、ユーザー属性やデバイス、画像や動画などと細かく設定できるようになっています。
しかし「キャンペーン」「広告グループ」などの概念は未経験の方になじみにくく、目を惹く画像や動画なども必要となります。
一方、Twitter Proへ移行済みのアカウントでは、
過去のツイートをそのまま広告として表示させられるため、わざわざ広告文や画像を別途用意する必要がありません。
また、必要な設定もユーザーの属性(位置情報・年齢・性別)、予算、期間と最低限の項目だけで、かなり簡単に広告出稿が出来るようになっています。
(筆者スクリーンショット)設定項目は2画面分のみ。専門用語も少なく、わかりやすい
専任のデジタルマーケティング担当者を置けない企業や、マーケティングに不慣れなインフルエンサーの新たなファン開拓に良いのではないでしょうか。
既存のメルマガとの連携も可能!ニュースレター機能
ツイートや広告で知名度を上げたら、より自社や自身を知ってもらってロイヤリティを上げたいものです。もちろんフォロワーになってもらうのが一番手っ取り早いですが、
140字では発信できる情報に限度はありますし、Twitterの雰囲気に合わない内容は載せづらいですよね。
また、企業公式アカウントやインフルエンサーアカウントで「メルマガを発行しました」「ニュースレターを発行しました」による告知ツイートを見かけますが、Twitterで興味を持ったユーザーが
その場で読者登録できるしくみがあると強いですよね。
Twitter Proで使える「ニュースレター」機能では、今までメルマガやオンラインニュースレターを発行したことがない企業やインフルエンサーでも簡単に見栄えの良いメルマガを作成・発行できます。TwitterやFacebookの投稿やURL、動画の埋め込みも可能なので、既存のコンテンツの再利用も簡単です。
そして、Twitterの拡張機能「Revue」の管理画面上では、登録者数の推移や開封率も簡単に確認できます。
引用元:
Revue by Twitterまた、既にメルマガを発行している企業の場合、Twitterで申し込んだユーザーを、既存のメルマガサービスへ統合することも可能です。
ユーザーの立場から見ると、Twitterアカウントのプロフィール欄に「購読する」ボタンが設置されるため、ツイートとプロフィール欄を見て興味を持った企業やインフルエンサーのニュースレターへ簡単に登録することができて便利です。
プロフィール直下に「購読する」ボタンが設置される
(写真はアメリカで人気のニュースレター「
Morning Brew」
公式アカウント)
なお、Twitter Proへ切り替える時に「ビジネス(企業向け)」と「クリエイター(インフルエンサー、クリエイター向け)」の2種類から選択する必要がありますが、「クリエイター」を選んだ場合は有料ニュースレターの発行も可能です。
SNSでマネタイズしたいインフルエンサーにとっては、YouTubeメンバーシップ・スーパーチャットやInstagramバッジに並ぶ選択肢が存在することになります。
プロフィールを充実させてコンバージョン率アップ!Proプロフィール
Twitterのプロフィール欄は、アカウントをフォローするかしないか決める時の大きな要因となります。
現状、アカウント名の末尾にチェックマークがつく「認証済みバッジ」が、プロフィール欄の内容と並ぶ大きな決め手となっているでしょう。しかし「認証済みバッジ」は知名度の高さが求められるため、取得条件が厳しく、誰でも取得できるものではありません。
▼認証済みバッジの条件- 地域上位0.05%のフォロワー数 or @ツイート数
- 報道された実績
- Wikipediaに掲載されている など
Twitter Proの機能「Proプロフィール」では、Twitter Proへ切り替えた際に選択した業種がプロフィールに反映されます。
日本では、現時点では業種の欄が増えるだけですが、将来的には住所や営業時間の表示も予定されているため、Twitter起点のお問い合わせや来店が増えることが期待できます。
更に、アメリカではすでにTwitter上で簡易的なECサイトを実装できる拡張機能「Shop Spotlight」が始まっており、いずれ日本でも利用できるようになると推測されます。
(引用元:
Twitter Blog)
Twitterの運用が、ユーザーとの接点を増やす以上の意味を持つようになりそうです。
参考)
Twitterの認証バッジの要件 – 青いチェックマークの取得方法まとめ
バズるツイートやキャンペーンを仕掛けるのは難しいと感じていたマーケティング担当者やインフルエンサーにとっては、Twitterのハードルは高かったと思います。
しかし、マーケティングツールとして必要な機能が続々と追加されており、顧客やファンとの窓口として強化されつつあります。Twitterユーザーと親和性の高い商品やサービスを扱っている企業や、他のSNSで絶好調のインフルエンサーは、この機会に改めてTwitterにチャレンジしてみるのも手かも知れません。
ただし、イーロン・マスクによるTwitterの買収後、Twitter Proの有料化などもささやかれ始めています。
最新の動向には充分に注意すべきでしょう。
クリスクはタイで絶好調なTwitter広告の運用をはじめ、東南アジア各国で最も有効な媒体でのマーケティングをご提案します。東南アジアでのプレゼンス向上をお考えの際は、ぜひご相談ください!
この記事を書いたのは・・・クリスク・タイスタッフ PanidaRugsaj/パニダー・ラックサット※本記事は、株式会社クリスクより掲載許可をいただき、同ホームページにて公開されている記事を転載したものです。
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▼今回の元記事バズる「中の人」じゃなくてもOK!Twitterのあの機能でマーケティングが簡単にクリスクのサイトにジャンプします 免責事項について
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