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COLUMN

2020.01.14ASEANマーケティング

【事例紹介】2019年にベトナムで人気爆発したSNS活用キャンペーンを分析!

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こんにちは!
クリスク・ベトナムのリエンです。

2019年、ベトナムのソーシャルメディア利用者数は6200万人を突破しました。そんな重要なマーケティングツールであるSNSを活用して、キャンペーンを実施する企業も増えています。

今回は、2019年におけるベトナム企業各社が行ったSNSキャンペーンから、成功事例を3つ紹介したいと思います。成功するための工夫ポイントや、マーケティングに取り入れたい重要なポイントをチェックしてみましょう。


大手3社中1社の企画だけ大ヒット!決済アプリ「Ví MOMO」の事例





引用元:https://momo.vn/lixi

・業界:決済アプリ
・サイトURL:https://momo.vn/
・キャンペーン名:「振るとお年玉ゲット」
・目的:アプリ利用促進
・実施期間: 2019年2月
・YouTube広告動画視聴回数:15,846,581回

2019年の旧正月(テト)に ベトナム電子決済の3大企業であるZalo・Viettel・Momoは年明けにプレゼント企画を開催しました。しかし、Momoのキャンペーンだけが爆発的ヒットとなりました。
それはなぜでしょうか?

[動画]

ベトナム最大の電子決済サービスを提供するMomoが行ったキャンペーンは、ユーザーがテト期中にMomoのサービスを新しくダウンロードや利用してシェアすると賞金や高価値のプレゼントを貰えるというものでした。

YouTubeで公開した広告動画には「Chí Tài」という人気のコメディアンが出演し、1500万回の再生数を獲得。Momoのお正月限定の機能やゲームの紹介に成功しました。

お正月の雰囲気を感じるミニゲーム、友達と一緒にミッションを遂行、送金などの機能利用などによるキャンペーン参加も人気でしたが、特に好評だったのが、お正月限定の機能で、携帯を振るとポイントをもらえるというもの。

すごく簡単で取り入れやすいため、500万人の参加者はこのゲームに参加してSNSで大盛り上がりしました。

「YouNet Media」の調査によると、Momoの2019年お正月について言及したSNSユーザーは258,000人でした。これはファンページでもキャンペーン参加を促進させるために色々な工夫をした成果でしょう。


Facebookファンページのメリットとハッシュタグを効果的に活用



・関連ハッシュタグをキャンペーンが終わるまで使い続ける
・ユーザーにゲームの成績やミッション参加の誘いなど、SNSでの拡散を促す
・ゲームでお年玉として賞金をもらえるという利点をはっきり届けた

Facebookでのこういった取り組みのおかげで、ユーザーは積極的にサービスを利用し、SNSで70万件以上のブランドメンションを獲得することに成功。企業の認知度増加に成功しました。


インフルエンサー施策を最大限に





Momoは、SNS拡散と共にインフルエンサーとのタイアップも実施しました。芸能人や注目を浴びているKOLはもちろん、Momoは多くのマイクロインフルエンサーも活用していました。

マイクロインフルエンサーはファン数がインフルエンサーより少ないものの、消費者の身近に存在しているため、より深い影響力を持っていると言えるでしょう。

マイクロインフルエンサーによる投稿は、Momoのキャンペーン関連のコメントやメンションが90%以上で、その中でも最もバズっていたのは、自分の成績公開やゲームのキャラ交換という内容です。ベトナムでキャンペーンを行うなら、インフエンサーは不可欠だと言っても過言ではありませんね。


印象的なスーパーセールを実施したEコマース「TIKI」 の事例




引用元:https://tiki.vn/sinh-nhat-huyen-thoai

・業界:Eコマース
・サイトURL:https://tiki.vn/
・キャンペーン名:「伝説な誕生日」
・目的:購入促進
・実施期間: 2019年3月
・YouTube広告動画視聴回数:4,629,906回

[動画]

この広告動画に登場した夫婦は、実はベトナムの人気芸能人カップルです。二人の恋愛はいつも注目され、3月ごろ結婚のウワサが話題になりSNSやメディアによく取り上げられていました。

ベトナム最も人気の通販サイトのTikiは、そのニュース性を利用した広告動画を作成。動画公開後、36時間以内で200万回再生され、YouTubeでは3月のトップトレンド動画の一つになりました。



動画では、キャンペーンと相性の良い芸能人系のインフルエンサーに加え、最近人気になったコメディアンも出演し、ユーモラスな口調で「9割引」や「2時間以内転送」などのスローガンを何回も繰り返しました。

しかし、動画の前半部分では、企業名や企業の記念日について全く触れられおらず、赤ちゃんの誕生日を準備する面白い展開のみ。そのため「これは、どういう意味なんだろう?」と思って最後まで見る人や、動画説明に書いてあるURLをクリックする視聴者がかなり多かったようです。



また、ブランド訴求のために、マイクロインフルエンサーとタイアップする傾向はTikiのキャンペーンでもはっきり見れます。活用した家族・子育てのインフエンサーの他に、ベトナムの若者たちの間で人気のアーティストとコラボしてショット漫画を作るという独特の拡散方法でもPRしました。




子供たちに有意義な体験訴求で大成功した洗剤メーカー「OMO」




引用元:https://www.omo.com/vn/home.html

・業界:洗剤
・サイトURL:https://www.omo.com/
・キャンペーン名:「泥の汚れを気にせず楽しい遊び」
・目的:新商品紹介
・実施期間:2019年6月~
・YouTube広告動画視聴回数:4,358,578回

[動画]

ベトナム人なら誰でも知っているベトナムの昔話に着想を得た「千年の思い」という動画を公開すると、途端に爆発的に人気となり、YouTubeとFacebookの両方で「Social Trend」になりました。

馴染み有る話が新鮮でユーモアのある伝え方で再現されたことが、人気になったポイントです。このキャンペーンはSNSで7.6万件のいいねとコメントを獲得し、Buzz Metricsが選んだ「8月の人気なキャンペーンのTOP10」の一つになりました。



OMOは、流行りの広告動画と共に、体験できるイベント集客も工夫しました。家族向けの野外活動を通じて「泥の汚れを気にせず楽しく遊ぶ」というメッセージを伝えるために「Color Me Run」というカラーランイベントにスポンサーとして参加しました。このキャンペーンは大変特徴的だと思います。



「Color Me Run」を開催する前、OMOはFacebookファンページで参加型イベントを開催しました。やり方としては、自分が色とりどりのカラーパウダーを浴びながら走る写真や家族と野外活動を楽しむ写真+関連ハッシュタッグをコメントの形でアップしていくことで、OMOが主催する遊び場のバウチャーをもらうというものです。

インフルエンサーもよく取り入れている、抽選でプレゼントを贈る(Giveaway)というテクニックの他、比較的導入しやすくてユーザーの興味を引きやすいのはインタラクティブコンテンツです。参加方法によって得られる効果は異なりますが、基本的に簡単なら簡単なほどいいです。


まとめ



2019年にベトナムで話題になったキャンペーン・プロモーションの事例を3つご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

それぞれに工夫が凝らされていますが、この3つのキャンペーン成功になった理由で注目すべきなのは、複数のプラットフォームの併用、インフルエンサーとタイアップした流行りの広告動画製作という共通点だと思います。

同じように、キャンペーンでSNSを通じて情報拡散やインフルエンサータイアップなどの様々なPR手段をきちんと設計すれれば、キャンペーンの効果を最大限にすることができるでしょう。


(編集:きたざわあいこ)




この記事を書いたのは・・・
写真クリスクベトナムスタッフ ヴ ティ フオン リエン(Vu Thi Phuong Lien)
※本記事は、株式会社クリスクより掲載許可をいただき、同ホームページにて公開されている記事を転載したものです。

▼今回の元記事
【事例紹介】2019年にベトナムで人気爆発したSNS活用キャンペーンを分析!
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