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COLUMN

2019.12.09海外情報

2019年マレーシアのeコマース・人気サービスの状況まとめ

  • ASEANマーケティング
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  • マレーシア

みなさんこんにちは!
クリスク・マレーシアのりつです。

マレーシアは、経済システムとデジタルインフラが整備されているため、eコマースにとって非常に魅力的なマーケットです。

実際に、ここ数年のインターネットの急速な普及に伴い、ネットショッピングを利用する人が多くなっています。


マレーシアのeコマース支出は60億米ドル以上





引用元:https://datareportal.com/reports/digital-2019-ecommerce-in-malaysia

We are socialの調査によると、3,225万人のマレーシア人(2019年1月のデータ)のうちインターネットユーザー数は約2,584万人(人口の80%)。
約2,500万人がソーシャルメディアを使用し、そのうち2,400万人がスマホでソーシャルメディアを使用しています。

このようなデジタル環境の中、eコマース市場も力強い成長を遂げています。

Statistaのデータによれば、2018年のオンラインでの支出は60億米ドル以上。中でも消費財の総支出は51%を占めています。


Amazonが使えないマレーシアのeコマース事情



Amazonは世界13カ国で運営する世界最大級のインターネット通販サイトですが、マレーシアにはありません。

もちろん、Amazonは「Amazon Global海外配送(プレミアム)」が利用できますが、海外発送の際に、通関でかかる輸入税、関税、その他手数料の見積額(輸入税等前払金)などは自己負担になり、お金も時間もかかります。

そのため、マレーシアでは売ってない、日本(または他国)の買いたいものがあれば、近年話題になった買い物代行サービスを使う人もいます。また、自らサイトでショッピングし、転送サービスを利用して海外へ発送することも可能です。


引用元:https://www.tenso.com/jp/

このようにAmazonが使えないマレーシアでは、いったいどのeコマースサービスがよく利用されているのでしょうか?


マレーシアのeコマースサイト トラフィック比較




SimilarWebデータをもとにクリスク作成

SimilarWebで、マレーシアのEコマースサイトの月間トラフィックを比較してみました。その結果、ShopeeとLazadaが常に上位となり、それぞれ月に約2,000万人の訪問者があることが分かりました。


マレーシアのeコマースサイトを詳しく比較



月間トラフィックが多いShopeeとLazada。そしてマレーシアの老舗サイトであるLelong.myというサイトについて、詳しく特徴や違いを説明していきたいと思います。

まずは、各サービスを比較した表を作成したので、こちらをご覧ください。



それでは、各サイトの特徴を詳しく見ていきましょう。


Shopee




https://shopee.com.my/

月間ユーザー:2,090万人
カテゴリ:オンラインマーケットプレイス(C2C&B2C)
Similar Webランキング:マレーシアで1位
設立年:2015年

Shopeeは、東南アジアと台湾で主要なモバイルECプラットフォームです。月間ユーザーが「東南アジアのAmazon」と呼ばれてるLAZADAを超え、現在マレーシアのeコマースマーケットの絶対的な王者になっています。

スマホアプリ開発に力をいれており、アプリのダウンロード数はなんと1億超。SNSユーザーとの連携も強いので、ハッシュタグ等をうまく利用することでコストを抑えて売り上げを上げることができています。

出品者としては、販売手数料やリスティング手数料が無料なのも大きな特徴です。

また、Shopeeは6言語に対応しているのですが、マレーシアは多国言語国家であるため、これが大いに人気である秘訣といえるでしょう。


LAZADA




https://www.lazada.com.my/
月間ユーザー:2,000万人
カテゴリ:オンラインマーケットプレイス(C2C&B2C)
Similar Webランキング:マレーシアで2位
設立年:2011年

Lazadaはシンガポールに拠点を置くeコマース企業です。2011年にロケット・インターネットにより設立されました。2019年時点でシンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、、インドネシア、フィリピンの東南アジア6カ国でサイトを運営しており、別名「東南アジアのAmazon」と呼ばれています。

AppleやSAMSUNG、CONVERSEやNew balanceなど大手メーカー、TescoやGuardianなど、ローカルの大手企業も出店しています。売上が上位の100社は毎月20%成長しており、今後、さらに成長が期待されるショッピングサイトです。

Lazadaは顧客の利益について、しっかりとした保護体制があり、迅速な配送サービスや梱包品質を担保することができるので、安心して買い物ができますね。


Lelong.my




https://www.lelong.com.my/
月間ユーザー:365万人
カテゴリ:オンラインマーケットプレイス(B2C)
Similar Webランキング:マレーシアで3位
設立年:2007年

ECモール「Lelong.my」は、携帯端末・PC販売に強みを持つECサイト「Superbuy.my」などを運営しているINTERBASEにより1998年7月に設立されました。

主力事業である「Lelong.my」は、店舗向けにオンライン店舗構築・ショッピングカート・商品検索時リスティングサービス・バナー広告などのマーケティングサービス・決済サービスなどのプラットフォームサービスをワンストップで提供するショッピングモール型ECサイト。店舗数は6,500店、登録会員数約200万人です。

1番利用されているサイトとは言えませんが、昔から長年に渡ってマレーシア人に愛されている老舗サイトです。

また、Lelong.myは、英語、マレー語、標準中国語の3つの異なる言語で、無料でECサイトで製品を販売したい人に向けた製品のリスティング広告、製品の写真撮影、仕入れ、出荷など、実際のケーススタディを提供するクラスを運営しているのも大きな特徴です。

動画


マレーシアでECサイト進出を考えるなら知っておきたいこと



マレーシアは多民族国家のため、民族や宗教も様々です。マレーシアのeコマースに進出を考えている日本企業は、事前にマレーシアの事情を把握しておく必要があります。例えば、マレーシアのeコマースに進出したい方は以下のポイントを意識してみましょう!


マレーシアの民族性を把握する



▼マレーシアの人種構成
マレー系:60%
華人系:23%
インド系:7%
外国人その他:10%

▼公用語
マレー語、英語、中国語、タミル語

このようにマレーシアは複雑な民族性を持っているため、それぞれの民族の宗教や信仰も対応する必要があります。例えばマレー系はムスリム教だからハラル対応が必要とか、仏教とヒンドゥ教は牛肉を食べないとか、こういう民族性を把握する必要があります。


インフルエンサーマーケティングの活用



マレーシアのミクロやマクロのインフルエンサーに商品やサービスを実際に利用してもらい、そのプロセスをブログやSNSを使って宣伝するのが一般的な方法です。インフルエンサーによる投稿が他のユーザーに“拡散“されることが狙いの一つとなります。


ウェブサイトとともにアプリに力を入れる



マレーシアでのスマホの普及は今後ますます拡大すると見込まれています。そのため、ウェブサイトよりアプリの方が使用される可能性は大きいと見られています。eコマースにおいても、ウェブサイトだけでなくアプリにも取り組むことの重要性が高まっています。

(編集:きたざわあいこ)





この記事を書いたのは・・・
写真クリスクマレーシアスタッフ Ritsu Lee/ リツ・リ
※本記事は、株式会社クリスクより掲載許可をいただき、同ホームページにて公開されている記事を転載したものです。

▼今回の元記事
2019年マレーシアのeコマース・人気サービスの状況まとめ
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株式会社クリスク

クリスクは、WEBメディア事業、ソーシャルメディア事業を展開しています。
2010年からは、東南アジアでも事業展開を行っています。
現在は、タイのみならず、ベトナム、マレーシア、インドネシア、台湾など、東南アジアを中心とした様々な国において、WEBマーケティングをはじめ、漫画の現地語翻訳や各国の市場調査など、幅広く事業を展開しています。

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