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CASE STUDY

CASE 11

M&A譲渡事例~金属部品加工業~

2021.11.17

案件の概要

対象会社は、関西でマシニングセンター及び旋盤による金属部品の切削を営む会社で、現社長のお父様と叔父様が創業された会社であった。創業から取引のある大手エンジンメーカーからの安定した受注で、コロナ禍にあっても営業黒字を維持していた。
創業者が亡くなった後は、創業者の子供であった社長と専務の兄弟が承継して経営にあたっていたが、社長と専務が高齢となり、それぞれの子供も独立し後継者もいないことから、社員の雇用維持等を考えてM&Aを決意されたとのことであった。

税理士先生からのご相談

M&Aを決意された社長から、顧問税理士に相談があり、顧問税理士を通じて当社に相談があった。
売上は1.6億円、何よりも現在はなかなか取引口座を開けない大手メーカーとの直接取引があることが魅力であった。

支援内容・成果

ご相談を受けてから、当社との間でアドバイザリー業務委託契約を締結。企業価値評価から買手探索、最終契約の締結、クロージングまで支援を行った。
買手探索では複数社に手を挙げて頂き、最終的には、今後、自社で設計した部品の製造を内製化していきたいとのことで金属切削の会社を探していた関西の機械専門商社へ譲渡することとなった。
複数社との交渉もあり、ご相談をいただいてから約1年半でクロージングとなった。