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CASE STUDY

CASE 06

M&A譲渡事例~鉄筋工事業~

2021.11.17

案件の概要

創業50年を迎える鉄筋工事会社(所在:首都圏)のオーナーより、そろそろ引退を考えたいとの相談が顧問税理士にあった。
対象会社はオーナー夫婦が創業し、オーナー社長が急逝したことから何の準備もなく配偶者であった現在のオーナーが株式を相続していた。また、仕事柄、女性に社長は難しいとのことで、オーナーは会社の経理面を見るだけで、社内から登用した後継の社長に営業は任せていた。

税理士先生からのご相談

対象会社は大手ゼネコンの一次請けとしてピークには売上3億円、営業利益2,000万円とそれなりの業容を有していたが、前オーナー社長が亡くなられて以降、売上は下降していた。
このような状況で顧問税理士より当社に相談があり、何とか早急に買手を探してほしいとのことであった。

支援内容・成果

ご相談を受けてから、当社とアドバイザリー業務委託契約を締結、買手探しを本格的に始め、同業大手(所在:首都圏)が買手として手を挙げてくれた。買手は、鉄筋加工の集約によるコスト削減、生産性の向上を意図していた。
交渉中、新型コロナウイルス感染拡大の影響で緊急事態宣言が発出され、価格等の条件変更の調整はあったが、ご相談をいただいてからおおよそ9か月でのクロージングとなった。