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CASE STUDY

CASE 05

M&A譲渡事例~貴重な免許を活かすために~

2019.01.30

案件の概要

昭和初期創業の町の酒屋である関与先(所在:関東地区)が業績不振を理由に廃業することになった。その酒屋が過去に取得していた酒類販売免許が、現在では取得できない貴重な免許(酒の通信販売が全国で可能となる)であるため、事業を引き継いで、その貴重な免許を有効に活用してくれる企業を探して欲しいとの依頼が顧問の税理士に寄せられた。

税理士先生からのご相談

大手のM&A業者に相談したものの、報酬額が見合わず、全く相手にされなかった。このままでは単なる廃業となり、貴重な免許も有効活用できないため、何とか買主を探して欲しい。

支援内容・成果

弊社提携のM&A業者5社程度に情報を提供し、買い手候補者を探索してもらったところ、購入希望企業が数社見つかり、価格交渉をはじめ相談を重ねた結果、一番条件の良い企業に事業を引き継ぐこととなった。その買い手企業(所在:九州地区)は新規事業としてネットで酒類販売を計画中の企業であった。
なお、買い手企業からは顧問税理士を継続して欲しいとの依頼もあった。
ご相談をいただいてから、おおよそ半年程度でのクロージングとなった。

M&Aは単に会社の業績で決まるわけではありません。
オーナー様が「売れないかも…」と思っていても、今回の事例のように業績とは別のところで買い手が見つかるケースもあります。
他社でうまくいかなかった場合なども含めて、諦めてしまう前に、ぜひお気軽にご相談ください。